2008年12月15日
保険治療
保険治療を始めた原因は、私の妻が出血性脳梗塞で右片麻痺・全失語(頭部CT・MRI検査で左前頭葉の出血性脳梗塞)となり、此の症状を何とかして歩けるようにしてやりたい、会話が出来るようにしてやりたいと、眼鍼法や頭鍼法そして失語症に対する鍼治療の結果、軽い跛行は有りますが、杖も使うことなく生活が出来ます。腕の機能は肘を曲げ伸ばしが出来る状態です。言語は、日常の生活では全く心配は有りません。その、妻が自分が是くらいに成ったのだから、患者さんや家族の方の金銭的負担が少ない保険治療をしなさい。するべきであると謂う事から始めたのです。自分が経験した辛さから解放された幸せが有るからだと思います。確かに、治療を始めてから患者さんの生活が少しでも改善すると、本人だけでなく家族の方の喜びが見えてきます。特に失語症の症状が改善した時は、患者さんと家族の方そして私の喜びです。妻は片麻痺は勿論辛いことで有るけれども、喋る事が出来ない辛さ、もどかしさが一番辛い事であったと謂います。脳血管障害の後遺症は手足の麻痺だけでなく、失語症も有りますし、梅雨時や寒期になると、手足の痺れや疼き・顔面部に痛みを訴える方もあります。病名は同じでも、各人色々です。