2008年07月13日

暑くなると

彼岸の頃になると、腰の痛みを訴える患者さんが増えてきます。その原因は、@ 汗をかいた後に汗の乾くことによって冷えるA 暑さのために、水分の摂取量が増えることによって消化器の機能低下から来る背部腰部等の筋力の低下と考えられます。腰痛の原因によって腰部
に於ける筋肉の緊張は全く違います。ギックリ腰という状態は臀部から腰部にかけて筋肉の腫れと痛みそして熱が有りますし、椎間板ヘルニアの場合は腰部の筋肉の緊張が有り、長期間すぎた時には脊椎の両側の筋肉が痩せてきます。ですから、同じ腰の痛みを訴えていても鍼治療を行う時に使うツボは必然的に違ってきます。水分の取り過ぎと冷えに注意することで、腰痛も防げると謂うことでした。
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2008年05月11日

円形脱毛症の治療

毎年の事であるのですが、この時期になると、仕事・勉強等のストレスが原因かと思われるのですが、円形脱毛症の治療を依頼されることがあります。円形脱毛症の治療の治療自体はそれ程難しいものではなく、後頭部・頸部・肩背部等の緊張を鍼治療及び指圧等で緩めます。
その後、円形脱毛の部位に置鍼(十五分程度)そして脱毛部位の周りに散鍼します。最後に脱毛部の真ん中に、三稜鍼にて刺絡します。以上の治療を四・五回しますとモヤモヤとした柔毛が生えてくるのが
確認されます。円形脱毛は本人よりも、周りの人から謂われてから初めて解るということが多いようです。しかも、脱毛部が一つだけという事は無く二個から三個ある場合も多いですし、一つ直ると又、別の場所に出来る人も居りますが、全体的には鍼治療で良い結果が出ています。
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2008年02月02日

刺絡療法

一般に刺絡療法と謂いますと、医師法で禁止されている瀉血行為と
混同して誤解されている事が有ります。刺絡と瀉血は全く別の行為であります。私は、今までに書いた鍼の術は日頃良く使う方法ですが、刺絡法も時々行います。結果が出るのが早いという利点もあります。
血行障害、組織の虚血からくる、肩こり・手足のしびれ・腰痛・神経
痛・顔面麻痺・五十肩・円形脱毛症・偏頭痛(ムチ打ち症を含む)・寝違い・等
その他・知覚の鈍化した視力の低下・痛覚の低下・等です。
特に顕著な変化を見ることが有るのは、脳梗塞の後遺症としての手足の冷えと痛み、そして顔面の知覚の異常(痛み・痺れ・冷え)に効果の有ることです。ただし、三稜鍼は普段治療に使う鍼に比較しても、太いので多少痛みを伴うので、予め患者さんに説明して使用しております。
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2007年12月01日

削挫法 發挫法

前回に挫刺鍼(ざししん)の事を書きましたが、最後に削挫法・發挫法の事を書きますと謂いながら、随分と時間が経ってしまいました。
削挫法とは、挫刺鍼の一部と考えています。5番以上の太さの鍼を
関節部や筋等の痛みの有る処の皮下組織に打ちます。そして十の字を
描く様に鍼を動かすのですが、少々痛みを伴いますので患者には、予め伝えておきます。心掛ける事は、慣れないと皮下出血を起こすことが有りますので注意が肝心です。捻挫の後遺症とかテニス肘の治療に使用しています。
次に發挫法ですが、この方法は挫刺鍼を使います。これは、筋肉や皮膚の引きつりを、素早く緩めたい時に行う方法です。痛みの有る部位に挫刺鍼を2〜3ミリ程刺して、其の侭少々皮膚を引っ張りあげてから
挫刺鍼を抜きます。この方法も痛みを伴いますが効果は抜群に有ります。背中や腰そして手足の張りに、使用しています。挫刺鍼とか削挫法・發挫法の使い方は京都で弟子生活をしているときに、師匠の渋谷先生が治療の時に使用しているのを見て、自分の手足にやってみて、覚えたものです。これ等の鍼は、普通の鍼に比べて痛みを伴うので、患者に不安を与えないように十分に説明して使用しています。
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2007年08月12日

挫刺鍼

久しぶりのブログの書き込みになります。記事タイトルに書きました
挫刺鍼とは、鍼の種類の一つです。形状は先端が少し曲がりしかもとがっています。針の長さは4cm程です。先端から5mm程の所から6mm程度三角形に成り、皮膚及び皮下組織を切るときに使用します。此の挫刺鍼についてネットで検索しますと使用していると謂う治療院も有れば
見たことも無いし、使い方も判らないと言う人の記事も有ります。
小生が若い頃には、医道の日本社から挫刺鍼の使い方を写真入りで詳しく説明した本が出ていましたが、今では絶版になってしまったのでしょうね。この鍼は、肩背部や腰部・脚・他の関節部及び肋間部の痛みに対して、非常に効果の有るものです。小生が此の鍼の存在を知ったのは、京都鍼灸治療院で弟子生活をしていた頃です。背中が痛くて
どうしようもなく居たときに、師匠の渋谷先生に挫刺鍼をしていただきましたが、痛いと言うより熱いという感覚でしたが、一回の治療で痛みが取れたのには驚きました。それ以来自分の手や足に挫刺鍼を使い自分の治療法の一つにしています。挫刺鍼に似た鍼の使いかたには
削挫法・撥挫法と言う二つの鍼の使いかたもあります。
削挫法・撥挫法については次回にでも書こうと思います。


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2007年01月03日

ボウ鍼

ボウ鍼(ぼうしん)と読みます。ボウ鍼とは、長さ20cmから25cm(鍼柄を含む)太さは0.5mmの中国鍼です。この鍼の使い方は寮寧省の沈陽に在る沈陽中医学院で袁家麟教授に教えを受けました。袁家麟教授は、腰痛とか肥満症の治療に使用していましたが、私の場合は、脳血管障害の後遺症に因る歩行障害とか足の痺れ等に使用しています。慣れないと鍼を打たれる患者さんに苦痛を与えますので、自在に使えるようになるまでは、家族の身体を使い練習をしましたが、家族の者には感謝しています。ボウとは中国では、ウワバミと言う意味があるそうです。大きい・強い・と、いう事なのでしょうか?
日本の鍼の五番鍼の三寸あたりを使うのとでは、全く使用感も効き方も違います。ネットで検索してもヒットしません。他の症例にも使用したいのでボウ鍼を使用した治療法の資料が有りましたたら、是非ともほしいと思っています。ボウという字は虫扁に奉と書きます。
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2006年07月28日

言語障害の治療

脳梗塞・脳出血等の病後に起きる症状の一つに、言語障害という後遺症が有ります。発声は出来るが言葉にならない或いは構造障害により口語にならない患者さん達が多いのです。家族及び知人との会話が出来ないということは非常に苦痛を伴います。多くの治療法を読みますと早期にST療法を受けなければ難しいと謂われていますが、言語の障害は病気の発症後3年程度経過していても、鍼の治療の対象となります。特別に難しい療法では有りません。
鍼灸師ならば、誰でも知っている経穴を刺激するだけで充分に成果が出ます。問題は鍼を打つ深さと鍼先の方向です。是は少々熟練が必要かと思います。多くの人達が鍼で言語障害が改善されると事を知らないのが残念です。
posted by 博さん at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

花粉症の治療

先月以来、花粉症の治療を希望される患者さんが増えています。当院での花粉症に対する
鍼治療は肩背部・後頭部・頸部そして顔面への置鍼で行っています。肩背部・後頭部・頸部
等への置鍼に対しては、皆さん抵抗無いようですが顔面に鍼を打たれるのは少々怖がる方もいます。しかし、実際鍼を打ってみますと、そんなに痛みを感じないというのが患者さんの感想です。当院の治療は置鍼法を多用しています。凡そ15分程度の時間です。花粉症に対する鍼治療の効果は直ぐに患者さん自身が実感されるので評判が良く紹介されて治療を受ける方が大半です。鍼治療と謂うと、肩こり・腰痛・神経痛・ムチ打ち等と思う方々が多いのですが、アレルギ−体質の方に対しても効果の在るので試して欲しいと思っています。
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2006年01月10日

保険治療

私が行なってる保険治療は主に老人健康保険を利用して行なう在宅治療です。
(鍼灸)の治療を受ける場合は、神経痛・リュウマチ・五十肩・頸腕症・頚椎捻挫等です。
(マッサ−ジ)の場合は、脳溢血・脳梗塞等の後遺症・手足の麻痺シビレ・筋や関節の障害
パ−キンソン病・ASL・慢性的な痛みを伴う疾患であると医師および保険者が認める状態・等です。特に在宅の場合は上記の症状が有り、介助が無ければ移動が難しい人であることが条件です。保険は、治療代金だけでなく(往療費)にも保険が利きますので個人の負担は少ないです。施術料金は鍼の場合・初回が2300円・次回からは1190円です。マッサ−ジは一局所240円です。老人医療は上記の金額の一割を負担して頂きます。収入の多い方は二割負担の場合も有ります。(往療費)は治療院から二キロ以内は1875円その後二キロ毎に800円追加になります。例えば、片麻痺でマッサ−ジを受けるとしますと、三局所・240円×3=720円・治療院から二キロ以内ならば、1875円。720円+1875円=2595円その一割2595×0・1≒260円になります
国民保険で75歳以下の人は三割の負担になります。治療は日曜日・祭日以外でしたら何日でも受けることが可能です。ただし**医師の同意書**保険証**認印が必要です。同意書は当院に用意して有ります。
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2006年01月03日

彭 静山 先生

私が彭 静山先生に会ったのは1989年の4月30日、中国の北京中医学院でした。当時、彭静山先生は北京中医学院の名誉教授そして遼寧省の遼寧中医学院の教授という肩書きでした。
天安門事件の始まるほんの少し前の頃です。
彭先生を紹介してくれたのは、当時、東京の青山で治療院をされていた青柳修道先生でした。
青柳先生も彭先生と同様に眼鍼法を用いて多くの片麻痺の方々の治療をされていました。
当時の私は青柳先生の所に伺って治療を見学したり、また研究発表等に出席して、何とかこの
眼鍼法を自分のものにしたいという気持ちで一杯でした。そんな時に青柳先生が中国に行き
彭先生に会いに行こうと言われ、喜んで北京に行きました。
先生の第一印象は優しく・温厚な感じでした。前回先生の経歴を書きましたが、そんな苦労を
感じられませんでした。治療に対する質問には懇切丁寧に教えてくれました。治療法は眼鍼法
だけでなく、頭鍼法も教えていただきました。何回か彭先生と食事をご一緒しましたが、当時八十歳でしたが、アルコ−ルも強くまた健啖家で此方の方が負けるほどでした。短い期間では有りましたが、彭先生に教えて頂いた眼鍼法が後に私の妻に使う様になるとは思いませんでした。
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2005年12月30日

彭 静山 先生

私が使う眼鍼法を発明された彭 静山 先生について説明致します。先生は1909年遼寧省の
開原県に生まれました。15歳の時に父親が亡くなり叔父の援助を受け名中医の唐雲閣氏に師事
して中医と鍼灸の術を習いましたが、家庭が貧しく学費を充分に払うことが出来ず唐雲閣氏
からは経穴を僅か70個しか教えてもらっただけだそうです。30歳代の頃は漢方薬屋に勤めながら20年間は漢方を中心に治療をしていたそうです。1951年中国医科大学に鍼灸研究委員会が
作られた時、彭静山 先生は鍼灸の講師として招聘されました。其の事をきっかけに再び鍼灸
を始めました。42歳になって改めて鍼灸の古典(鍼灸大成)の勉強に努め、また、自分の身体を実験台にされ実技の練習を繰り返して一流の鍼灸学者になりました。
中国では、1966年から約10年間にわたって行なわれた文化大革命によって、罪の無い文化人が
おおぜい処罰されましたが彭 先生もいわれの無い罪をつけられ、家財を没収されたうえに
殴打され収監されました。今まで勉強されて、まとめてあった研究書等も廃棄されました。
しかも、殴打されたことが原因で聴力を失われましたが、明の時代の王肯堂が著した(証治準縄)に記されている華陀の(観眼識病法)に注目されて目を見て病気を診断し治す(観眼治病)という治療法と眼瞼に鍼を打ち病気を治す(眼鍼療法)という新しい治療法を確立しました。
posted by 博さん at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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